人は須く禿である

髪の毛の本数をｎ本とする。ｎ＝１のときにその人がハゲであるとすると、すべての人間がハゲであることを証明せよ。


[証明]

(i)ｎ＝１のとき
条件より髪の毛が一本しかない人はハゲであることを満たす。

(ii)
ｎ＝ｋ(Kは自然数とする)のとき、髪の毛がｋ本ある人を仮にハゲだとすると、ｋ＋１本の人もさして変わらんのでハゲである。

(i),(ii)より、髪の毛が１本の人をハゲと認めるとき、世の中の人は須くハゲである。



　これ、数学の帰納法の説明の際に、うちの学校の先生が使ってた教え方です。なかなかに素敵な理論じゃあないかと。ちなみにこの先生の口癖が「なんかよくわからんけどー」だったので非常に説得力のない授業でした。
　というかそろそろ不定期更新にしようかなー。予備校はじまるまでは基本的に引きこもリャーなので生態日記で記事を埋めようにもできんので。