白米の秘密

　っていうか姉御反応はええええ！

　と思いつつ発射されてしまったバトンが大気圏で燃えていくのを見つめながら僕は無限の宇宙に想いを馳せるわけです。宇宙と書いてソラと読む。ガンダムスタイルです。腐女子っぽく。

　んで結局使わなかったネタというか、彼女役に白米食わせてた個人的理由もといネタがこちら。会話のみです。


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「それよりなんか部屋が暑いんだけど。冷房の温度さげていい？」
「だめだダメ」
「なんでじゃ」
「……地球温暖化対策」
「うそつけえ！　ならばパソコン消せ消せえ！」
「ああもう嘘だよ嘘！　懐寒冷化対策だよほんとは！」
「正直でよろしい。ま、温度下げちゃだめなら服脱げばいいか。君が」
「なんで僕だよ。暑いのはお前だろ」
「だってその服似合ってないし。ていうか服そのものが似合ってないし」
「ら、裸族推奨だと……！　っていうかうわ、ちょ、やん、やめっやめろっ！」
「うーん、おかしいぜ。あんま筋肉ついてないなあ……」
「なんの話だ。ていうか恥ずかしいよ。服返せよ」
「んや、ここに来るたんび『にんにく卵黄』ぶち込んだ特製ご飯炊いてってるのにあんま効果ないなあと」
「炊きたてのご飯がやけに臭うと思ってたら犯人は貴様かああ！」
「ううむ。これでは私の『ここは筋肉健康家族計画』が……。まあ、にんにく自体はこうして私が食べて帰ってるから当然といえば当然だけど」
「米のうえになんか乗ってると思ってたが毎回それにんにくだったのか……。ていうかさりげなく僕を肉体改造しようとするなよ」


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　とこんな感じのやりとりが。余談ですが。
　ていうか僕はディテールにむしろ入れ込むタイプの人間なんで、実は作中の『ストリート・ハート・エレキテル☆』『マッチョ売りの少女』『マッチョ売りの僧侶』もストーリー自体は完成してたり。
　『ストリート・ハート・エレキテル☆』は通称『She☆』。各単語の頭文字をとってます。彼女はスターアイドル、という意味と「She☆」→「シースター」→「シスター」→「姉」→「従姉」の意味で二重にかかってます。
　『マッチョ売りの少女』は言うまでもないあれ。『マッチョ売りの僧侶』はその続編で、山奥の洞に住むマッチョが悪霊にとりつかれ町で悪さをしていたので僧侶が退治、正気を取り戻したマッチョを片っ端から売り飛ばしていく陰陽マッチョ商業ゲームです。