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もうね、「girl」を「幼女」って訳す奴とか理解できない。
それを好んで板書するのがなあ、なんというか末期的。まあクラスにいるオタクさんらも集団化しているからできるんでしょうけど。「ロリコンですが悪いですか?」とか黒板に書かないでー。ロリコンの辞書定義も知らないのにー。だからうちのクラスは気持ち悪いとか言われるんだよー。ネットだけにしようねー。 つまり逆説的に、ネットではすべてをさらけ出すのもアリなわけですが しかしこう、久々に愚痴りたくなりますね。予備校で鬱になる理由は上記の通りですが、予備校で一番まいってしまう原因は別にあったり。 実はですね……その、恐ろしいことに予備校って居眠り禁止なんですよ……。 なんだそんなことかと言ってくれるなアモーレミオ。小・中・高といかにして教師の目を盗み眠りつついかにして成績を維持するかに命をかけて技を磨いてきた僕としては、居眠りに対する監視が厳しすぎるあの環境はアズカバンに等しいのです。アズカバンといえばハリポタ完結してましたね。 閑話休題、ともかく僕の生活において最も強烈な欲求が睡眠欲なわけです。なにせ小学生のころは九時に寝て七時に起きてました。体質的に寝ないと生きていけなかったんだなあ、たぶん。これがまた厄介でして、中学生になり多少矯正するまで「動き」と「思考」が停まると自動的に夢の中状態でした。 矯正というのは、こんな自分でも「あーさすがにこれは直さなにゃならんなあ……」と矯正を自ら意識せざるを得ない出来事が小学生のころにあったからです。 そう、あれは小学5年生のとき。夏休みのとある日、僕は初めて一人でばあちゃん家に行くことになり、初めて一人でバスに乗ることになった。 一人旅……。ああ、なんと良い響きだろう。上がるテンションを抑えきれない僕は席についてもキョロキョロと忙しなく視線を動かしていた。 とバスは動き出し、軽快に走り出す。バスの中からの視点は高い。窓の外では車の屋根が陽に光っていた。自分の身長だと屋根なんか普段は見えやしない。なんだか良い気分だ。 しばらくすると緩やかな減速が始まり、バスが止まった。新しく数人が乗りこむ。どうやらバス停に着いたようだ。荷物を抱えた女の人の姿で、そういえば……、と僕は母親からの言葉を思い出した。 「『山形屋前』ってところに止まるから、そこで降りるんだよ。そこでじいちゃんとばあちゃんが待ってるから。それと、いい? 寝たらだめ、寝たらだめだからね」 今にして思えば、あれはきっとダチョウ倶楽部的なフリだった。 母親の言葉に忠実に、僕はじっと次に停車するバス停の名前を聞き逃さないよう集中していた。 ……が、小学生の自分が集中を長く続けられるわけもなく。全然まだっぽいなあ~、と気が緩みだし、うつらうつらと船を漕ぎ出してしまう。 しばらくして目を覚ました僕を待ちかまえていたのは、おびただしいまでのバスの群れでした。っていうかバスの車庫でした。 慌てて運転席に向かうと運転手が「あれっ!? なんで!?」と驚いた顔をした。むしろ誘拐された気分な僕が驚きたい。 ***そのあとの話*** で、どうやら僕は終点までも寝過ごして運転手さんも終点で声をかけても返事がなかったので皆おりたものだと思い、僕を乗せたまま回送態勢に移行したらしいです。 その後、心優しい運転手のおじさんが降りる予定だった山形屋前までサービスで送ってくれました。バス貸し切りです。後にも先にもそんなVIPな体験をしたのはこの時だけでしたなあ。 山形屋前に着くと、運転手のおじさんに何度もお礼を言い、バスを降りました。するとどういうわけか乗り場で待っていた祖父母があんぐりと口をあけて僕を見つめていました。バスの頭の行き先表示は「回送」のままでした。 きっとあれは「回送」と「(僕を)返そう」という運転手のギャグだ、とかいうのは深読みか。 PR |
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